大日如来の智慧の光明は、昼夜の別ある太陽の威力をはるかに上まわることにより、大日と名ずけられました。
真言密教においては、最高の仏格を持たれた仏さまで 内に真如法界を照らし、外は一切衆生を照らされ、常住不変、身土融通、宇宙の万物を包む 智慧と慈悲の表徴であられる。
大日如来のお姿は、五智の寶冠を戴かれ、左手の人差指を伸ばして他の四指を屈する智挙印を結ばれ、蓮華座の上に趺座されています。
大日如来の功徳
昼夜を分かたず、智慧と慈悲の光で万物を照らしすべての事象を見通される。衆生の望むことかなわざることなし。